演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

ケア業務量数値化による作業効率の評価

演題番号 : P-1-277

深田 和生:1,2

1:近森病院臨床工学部、2:VHJ研究会共同購入WG透析部会小委員会

 

【目的】近年,透析患者の高齢化に伴い手厚いケアが必要な患者が増えている.透析室におけるケア業務量の数値化を行い作業効率を評価する.
【方法】20 施設の血液透析を受ける全患者を対象に患者状態に関する5 項目と透析中の作業に関する11 項目からなるVHJ オリジナルのケア必要量評価票を作成.スタッフ実労働時間から実労働数を算出,ケア必要度(総ケア必要量÷ 総患者数)とケア提供度(総ケア必要量÷実労働数)から分析.
【結果】ケア必要度の変動係数9.5%,ケア提供度30.4%だった.ケア提供度は実労働数の違いによる特徴が見られた.
【考察】総患者数別の1 労働数あたり患者数(ケア提供度÷ ケア必要度)は,50 ~99 名:2.4 名,100 ~149 名:2.4 名,150 ~199 名:2.6名,200 名以上:3.7 名となり,総患者数が多いほど作業効率が良かった.
【まとめ】ケア提供度に対するケア必要度を正確に算出することができれば透析室の運営評価の一つになるかもしれない.さらにケアの質の評価を加味すれば信憑性が向上する.現時点では配属人数の妥当性を客観的に裏付けられる可能性がある.

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