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開催回
第62回・2017年・横浜
 

動脈表在化を有する認知症患者の緊急離脱方法の提案

演題番号 : P-1-271

田中 真由子:1、伊藤 紀美子:1、田代 美雪:1、村上 美幸:1、湯浅 美登利:1

1:望星病院看護部

 

【目的】止血困難な動脈表在化を有する認知症患者の止血状況を明らかにし,現行の抜針法以外のより安全な緊急離脱を提案する.
【方法】1,表在化患者の出血回数を調査
2016 年8 月9 日~9 月3 日計12 回,認知症患者2 名に対し,通常の返血操作による圧迫法(看護師が止血用圧迫綿を当てテープ固定し,止血ベルトにて圧迫する)を用いて出血率を算出.出血時は止血までの時間を測定.
2,文献から他の離脱方法を調査し,その安全性と危険性を検討.
【結果】1,出血率はA 氏50%,B 氏25%.止血に平均14 分10 秒を要した.
2,A鉗子クランプ+ 回路切断法,B鉗子クランプ法,Cキャップ法,3 種類があった.A,Bは鉗子の重みで抜針する可能性や,また認知症の患者がルートや鉗子を触って抜針する危険性がある.Cは抜針による出血の危険がなく,安全性が高い.
【考察】上記の結果より,表在化は避難中に出血してしまう危険性に加えて,認知症患者自身が針を抜いてしまう危険性が高い.緊急離脱法としてキャップ法+止血ベルトを用いた圧迫法を提案する.

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