演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

当院における脳血管障害に対する前希釈オンラインHDFの有用性

演題番号 : P-1-241

松田 優子:1、冨田 俊彦:1、吉田 博明:1、佐藤 元美:2、青山 功:2

1:JCHO中京病院SMIセンター、2:JCHO中京病院腎臓内科

 

【目的】脳血管障害において,透析による血漿浸透圧の急激な変化は,脳浮腫・脳ヘルニアを増悪させ,脳圧亢進の原因となる.脳圧亢進を抑制する目的で,急性期の脳血管障害に対して前希釈オンラインHDF(OHDF)を実施した.
【対象・方法】脳血管障害で緊急入院となった血液透析患者6 例に対してOHDF を実施.HF を優位にした条件より開始.各症例に合わせた抗凝固剤,Alb 漏出量を抑えたヘモフィルターを使用し,血流量150ml/min,補液流量200ml/min,透析液流量100ml/min を基本に治療条件を症例の状態に合わせて適宜調節した.当院で加療期間中の血圧の推移,血液生化学検査,臨床症状について観察した.
【結果】全6 例で脳浮腫の進行や新たな出血を認めることなく治療を実施する事ができた.HF を優位にしたOHDF を実施する事により,血圧の大きな変動を抑えることができた.
【結語】脳血管障害に対するHF を優位としたOHDF の実施は有用な治療法であると考えられる.

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