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開催回
第62回・2017年・横浜
 

個別透析システム®の運用と成績

演題番号 : P-1-225

内野 順司:1、山本 淳:1、正井 基之:1、吉田 豊彦:1

1:みはま病院

 

【背景と目的】昨年,個別透析システム®(システム)を開発し,従来対応困難であった透析困難症を克服できる可能性があることを報告した.今回は個別透析®の運用と成績について述べる.
【対象】当グループ1,050 名の維持透析患者中の常時低血圧(SBP100未満),血圧低下による除水困難,酸塩基平衡逸脱症例等19 症例(F:10,M:9),年齢44.36 ~91.33 歳,期間は2015 年2 月から現在.
【方法】システムはA,B 透析剤溶解装置より原液を個人用透析装置(SPM)に供給し,ベッドサイドで透析用水を用い透析液を作製する.3 液の混合比率をSPM で調整し,Na と重炭酸の組合せで9 種類の透析液を作製し,患者個々の状態に合せ供給した.
【結果】透析中の血圧低下は,数週間から数カ月要したが,ほぼ改善可能であった.特に透析歴40 年,常時低血圧で昇圧剤,preONLINEHDF 及び長時間透析でも対応不可能であった症例の血圧が,非透析時も含め画期的な改善を認めた.
【結論】システムは従来対応困難であった常時低血圧,血圧低下による除水困難及び酸塩基平衡逸脱症例等を改善できた.

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