演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析中の血圧低下に対するHDとonlineHDFの比較

演題番号 : P-1-221

岡本 まどか:1、稲辺 和弘:1、関口 侑子:1、森 文史郎:1、小路 仁:2

1:立正佼成会附属佼成病院臨床工学部、2:立正佼成会附属佼成病院リウマチ膠原病内科

 

【はじめに】onlineHDF(以下OHDF)は透析中の血圧の安定や貧血,栄養状態および掻痒感の改善効果が認められている.当院では,2016年1 月下旬より外来通院中の54 名中,30 名をHD からOHDF へ変更した.
【目的】4 時間HD 施行時に血圧低下で昇圧剤投与,透析の延長などの処置回数とOHDF へ変更後の処置回数を検討した.
【方法】OHDF に切り替わった14 名を対象に鉄剤,ESA 製剤投与量,透析効率(透析前のβ2MG,BUN の除去率)を比較した.さらにHD 時血圧低下で処置回数の多かった3 名を対象に徐水量,処置回数を比較した.
【結果】鉄剤,ESA 製剤の投与量はOHDF 変更前後で変化を認めなかった.透析前のβ2MG 値は減少したがBUN 除去率に変化は認められなかった.血圧低下で処置回数が多かった3 名では,血圧が安定し総除水量が増加,さらに透析中の昇圧剤使用回数の減少がみられた.
【まとめ】OHDF では,血圧低下による処置回数が減り,総徐水量が増加したことより透析低血圧の患者に対して効果が期待される.

前へ戻る