演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析患者におけるホモシステイン

演題番号 : P-1-207

水口 斉:1、脇野 修:2、宮 恵子:3、稲本 元:4、水口 潤:3、川島 周:3、伊藤 裕:2

1:埼玉メディカルセンター腎センター、2:慶應義塾大学医学部内科腎臓内分泌代謝科、3:川島病院、4:自由が丘南口クリニック

 

【目的】ホモシステイン(Hcy)は,動脈硬化惹起物質としても注目されているが,透析患者における意義は明らかではない.
【方法】2016 年7 月現在,川島透析クリニックで午前中に血液透析を受けている 297 名の患者のうち同意の得られた128 名で,空腹時採血を行い,動脈硬化および臓器障害を反映する,頸動脈エコー・ABI)・PWV,大動脈石灰化スコアまた心機能を評価する心エコー検査も試行し,血漿ホモシステインとの関連を調査した.
【結果】回帰分析にてHcy はMCH,MCHC,Cl,透析前CRTNN,透析後CRTNN,血清Alb,血清Ca,CRP と有意な相関を認めた.ステップワイズ解析にては,その中でも透析後CRTNN,MCH,MCHC が重要な因子として採択された.臓器障害のマーカーである,ABI,PWV,石灰化スコア,LVMI などとは有意な相関は認めなかった.
【結論】Hcy は鉄動態,血液浄化に関連を認めた.ホモシステインと臓器障害との関連は横断研究上は認められなかった.

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