演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

10年間の維持透析患者におけるABIと生命予後の関係について

演題番号 : P-1-201

阿部 理恵:1、阿部 克成:1、阿部 勢津子:1、阿部 陽子:1、宇野 克彦:1、猿渡 研一:1

1:(医)三杏会仁医会病院

 

【目的】2005 年の当院維持透析患者を 2016 年時点で生存群・死亡群に分け,ABI と生命予後の関連を検討する.
【方法】2005 年に ABI を測定した 152 名(糖尿病 44 名,慢性腎炎108 名)を,2016 年時点で生存群・死亡群および原疾患別に分け,年齢,透析歴,ABI,Ca,P,PTH 値を比較した.
【結果】10 年間の死亡率は 61.8%で,死亡群では原疾患が糖尿病の患者の割合が多かった.生存群と死亡群を 2005 年のデータで比較すると,死亡群の方が高齢で,ABI,Ca,P が低かった.生存群では,2005 年から 2016 年までの 10 年間に,ABI,Ca,P が有意に低下していた.次に,原疾患別に糖尿病群・慢性腎炎群に分けて,生存群と死亡群を比較したところ,いずれも死亡群の方が高齢で,ABI と Pが低く,透析歴には差は認められなかった.
【まとめ】当院の 2005 年の透析患者はこの 10 年間で 61.8%が死亡していた.生命予後に関する因子としては,年齢と糖尿病の有無,ABI,P が考えられた.

前へ戻る