演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)はドライウエイト(DW)設定に有用か?

演題番号 : P-1-200

松田 健一:1、松田 尚太郎:1、千葉 一幸:1、佐藤 加代子:1、佐藤 慎吾:1、高橋 育也:1、村上 咲喜子:1、眞船 亜矢:1、熊谷 淳子:1、大井 せい子:1、菅 はるみ:1、佐藤 亜矢子:1、嵩下 彩子:1

1:松田記念泌尿器科クリニック

 

【目的】BNP は心不全指標として確立しているが,透析(HD)患者では高値を示す.そこで DW 設定に BNP は有用であるか考察する.
【方法】当院 HD 患者 50 名の 1 か月の体重と BNP の変動率の相関をみた.また入院治療レベルの BNP200pg/ml で 2 群に分け,低 BNP群(n=26,109.9±44.7)と高 BNP 群(n=24,307.4±84.1)で DW 設定の指標とされる心胸比,心エコー,下大静脈エコーのパラメータを比較した.
【結果】体重と BNP の変動率で正の相関があった(R2=0.329,P <0.00001)が,2 群間で心胸比(%)(50.7vs51.2),左室収縮能(%)(59.9vs61.3),左室拡張能(7.8vs9.6),左房径(mm)(36.8vs39.0),最大下大静脈径(mm)(13.2vs14.8),呼吸性変動(%)(47.6vs51.7)に有意差はなかった.
【考察】HD 患者では BNP の絶対値での心不全評価は不可だが,体重と BNP の変動率は強く相関するため,心不全兆候のない時点でのBNP 値を基準とした変動率をみて DW 設定を行う.

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