演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析患者の足底負荷量軽減に向けた歩容変化に関する検討

演題番号 : O-0953

水谷 智恵美:1、羽賀 敦子:1、山本 嘉津子:1、渥美 友紀子:1、佐藤 寛大:1、長谷川 綾香:1、山添 智子:1、瀬田 直紀:1、川村 直人:1、林 久恵:2

1:主体会病院透析センター、2:星城大学リハビリテーション学部

 

【目的】透析患者を対象に歩容変化に伴う足底負荷量の変化について検討した.
【方法】独歩可能な通院透析患者25 名(男性14 名,女性11 名,平均年齢66.3±10.5 歳)を対象に,足底負荷量の左右差をフットプリントおよび分光濃度計を用いて検出した.負荷が高い側を測定脚とし,前足部内側領域に小型3 軸剪断力センサが位置するよう専用サンダルの足底面に固定した.通常歩行,測定脚前揃え方歩行および測定脚後揃え方歩行を行い,歩行時の内外側,前後のずれ力,足底圧を計測した.統計学的処理はSteel-Dwass 法を用い,有意水準は危険率5% 未満とした.
【結果】内外側および前後のずれ力,足底圧は通常歩行より測定脚前揃え方の方が有意に小さく,前後のずれ力および足底圧は測定脚前揃え方の方が測定脚後揃え方より有意に小さかった.
【考察】揃え方歩行は歩幅が狭くなるため歩行速度は低下するが,足病変を有する患者には負荷量軽減の一助となることが示唆された.

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