演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

高齢者回復期リハビリテーションにおける透析患者の特徴

演題番号 : O-0950

織本 健司:1

1:ふれあい東戸塚ホスピタル

 

【目的】高齢者回復期リハビリテーション透析患者の特性および予後について検討する.
【方法】平成28 年度に当院で回復期リハビリテーション(回リハ)を施行した181 名を対象に,患者特性,入・退院時ADL,リハビリテーション効果,予後について解析した.
【結果】回リハ対象疾患は男性では脳卒中比率が60%を超え,女性では運動器疾患が60%を超えていた.高血圧,糖尿病,高脂血症などの罹患率が高く,降圧剤,抗血栓薬の服用率が高かった.入院時・退院時のADL は,脳血管群は運動器群より10 ポイント低く,透析群では脳血管,運動器共に透析群で10 ポイント低かった.リハ効果は透析群,非透析群の間に差は認められなかった.自宅退院率は透析群で10%低く,特に透析群,脳血管,男性で低い傾向を認めた.入院時のFIM 合計点と転帰については入院時のFIM 合計点が高いほど自宅退院率が高くなる傾向を認めたが,透析群の男性では認められなかった.
【考察】回リハにおいて透析群,脳血管の男性の予後は不良であり,入院時のADL 以外の因子が関与している可能性が示唆された.

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