演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

在宅血液透析患者(HHDpt)のエポエチンベータペゴル(以下SERA)の使用量の検討

演題番号 : O-0879

小林 弘明:1、森山 憲明:1、日野 雅予:1、塩入 瑛梨子:1、堀越 亮子:1

1:茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター透析センター

 

【目的】在宅血液透析患者は透析量の増加とともに貧血が改善し,ESA 製剤の使用量も少なくなると推定されるが,実際には透析プロダクト(HDP)が大きくなってもSERA 使用が少なからず必要な症例が存在する.月1 回の外来受診時のSERA 使用量と各種パラメータ値を検討した.
【方法・対象】当院で通院中のHHDpt10 名(平均年齢54.7 歳)の2016 年1 月から12 月のSERA 使用量と透析前後のクレアチン値,アルブミン値,HDP,HHD までの透析歴,血清エリスロポエチン濃度(EpoC),原因疾患との関連を検討した.
【結果】使用年間SERA 量は0 ~825μ であり,EpoC は4.4 ~67.3mIU/ml と幅広く分布していた.弱い負の相関を認めたものはEpoCと透析後のアルブミン濃度であり,他のパラメータとは無関係であった.腎移植を経た経過の長い症例はEpoC も低く,SERA 使用量も多かった.
【結論】HHD は透析量を増やして血清クレアチン値を下げてもHb 値が改善するとは限らない.

前へ戻る