演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

安定維持透析患者における透析前後のTSAT,フェリチン,NTBI量と質の変化

演題番号 : O-0643

亀井 大悟:1、塚田 三佐緒:1、岡野 一祥:1、三和 奈穂子:1、花房 規男:1、木全 直樹:1、土谷 健:1、峰島 三千男:3、新田 孝作:2、秋葉 隆:4

1:東京女子医科大学腎臓病総合医療センター血液浄化療法科、2:東京女子医科大学第四内科、3:東京女子医科大学臨床工学科、4:関川病院

 

【目的】透析患者において貧血管理は重要で鉄動態の把握は必須である.近年,非トランスフェリン結合鉄(NTBI)の持つ直接的な鉄毒性が指摘されている.鉄イオンにはFe2+ とFe3+ のイオンが存在し化学的性質は当然異なるため,NTBI の質(酸化活性)からの評価も重要である.透析施行とTSAT,フェリチン,NTBI 量と質との関連性を評価した.
【方法】当院安定外来維持透析患者110 名を対象に定期採血項目に加え,透析前後のTSAT,フェリチン,NTBI 量と質を測定し,除水補正を行い統計学的に検討した.
【結果】透析前後でTSAT,フェリチン,NTBI 量は統計学的に有意差を認めなかったが,NTBI 質は透析後で有意に増加した(p < 0.01).
【考察】血液と透析液は酸化還元電位が異なるため,透析による酸化還元反応がNTBI の質に影響を与えている可能性がある.

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