演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

簡易栄養状態評価表にて透析患者のGNRIの経時的変化が予測できるか?

演題番号 : O-0607

深堀 由樹子:1、池田 沙織:1、新里 健暁:1、金本 康秀:1、松下 哲朗:1、新里 健:1

1:新里メディケアグループ新里クリニック診療部

 

【目的】透析患者において,問診表を主体とした簡易栄養状態評価表mini nutritional assessment short form(MNA-SF)が,身長・ドライウェイト・アルブミンから栄養状態を評価するgeriatric nutritional risk index(GNRI)の経時的変化を予測できるか検討した.
【方法】対象116 名,年齢75.0±7.8 才,男55:女61,MNA-SF I 群:低栄養は16 例,II 群:低栄養のおそれありは54 例,III 群:栄養状態良好は45 例であった.各群で,9 ヶ月後の死亡率,生存している症例のGNRI 値の変化量を比較した.
【結果】死亡率はI 群56.2%,II 群は16.7%,III 群2.2%.生存した症例のGNRI 変化量はI 群1.6±3.3,II 群−3.1±5.5,III 群−1.2±3.9 であった.
【まとめ】MNA-SF I 群は約半数が死亡し,生存症例のGNRI は改善傾向にあった.II 群,III 群の生存症例のGNRI は悪化傾向にあり,栄養状態がよいIII 群に比べ栄養状態が悪いII 群が有意に悪化した(p < 0.05).
【結論】MNA-SF は透析患者のGNRI の経時的変化予測が可能と思われた.

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