演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

体重増加量と栄養素等摂取量・栄養状態との関連について

演題番号 : O-0606

吉川 妙子:1、今川 智子:2、井上 啓子:3

1:白楊クリニック栄養部、2:タジミ第一病院栄養課、3:至学館大学

 

【目的】血液透析患者では,透析間の体重増加率や栄養状態が予後に大きく影響する.そこで体重増加率別に2 群に分け栄養素等摂取量と栄養状態を比較した.
【対象・方法】対象は,尿量100ml/ 日以下で身体計測と食事調査が可能な246 例.中2 日の体重増加率が5%以下(良好群)と5.1%以上(不良群)に分け身体計測値,血液検査,GNRI,nPCR,栄養素等摂取量と食品群摂取量を比較した.
【結果】良好群147 例(男/76 女/71),不良群99 例(男/55 女/44).BMI,% AC,% AMA,% TSF,% AMC は良好群が有意に高く,GNRI 良好群95.3±5.4, 不良群93.6±6.9 であった. 血液検査はnPCR,BUN,K,Pi が不良群で有意に高値であった.摂取栄養量は,熱量(kcal/IBW),炭水化物は不良群が有意に多かった.食塩摂取量は良好群0.13±0.03g/IBWkg,不良群0.15±0.04g/IBWkg であった.食品別では,穀類,調理加工食品は不良群が有意に多かった.
【まとめ】良好群の食塩摂取量は有意に少なく,身体計測値,GNRIによる栄養状態は有意に良かった.

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