演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

ABI値を中心とした透析患者用のオリジナルフットケアリスク分類を検証する

演題番号 : O-0583

志村 記子:1、笠田 寿美子:1、多胡 紀一郎:1、羽根田 破:1、松下 和通:1

1:(医)永生会まつした腎クリニック透析室

 

【はじめに】当院では2008 年からインターナショナル・コンセンサス糖尿病足病変を参考にオリジナルフローチャートを作成し,リスク別にフットケア管理を行っている.同時にオリジナルリスク分類(以下リスク分類)を行っている患者の血圧脈波検査を患者指導に使用し,血管石灰化理解に効果を得ている.
【目的】リスク分類が妥当かを,下肢動脈の狭窄・閉塞を評価する指標(ABI,TBI)と腹部大動脈石灰化指数(ACI)で検討する.
【研究方法】当院でフットケア管理を行っている血液透析患者149 名を対象にABI,TBI とACI を血圧脈波検査装置と腹部CT 検査により測定した.
【結果】下肢血流検査であるABI はACI と相関を認めず,足趾血流を評価するTBI は左右ともにACI と有意な負の相関を認めた.リスク分類では高リスクほどTBI は低下していた.
【考察】血管石灰化が高度な血液透析患者は,報告されている通り下肢血流障害の評価においてABI よりもTBI が有用であると考えられた.リスク分類は妥当であると考える.

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