演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

当院でのフットケア~11年間の取り組み~

演題番号 : O-0581

鈴木 恵美子:1、吉澤 亮:2、高橋 久美子:1、高杉 薫:1、谷川 浩太郎:3、平山 真喜子:1、大野 盛子:1、鈴木 綾子:1、大和田 滋:2、前波 輝彦:2

1:あさおクリニック看護部、2:あさおクリニック内科、3:あさおクリニック臨床工学部

 

【はじめに】2005 年8 月より,下肢救済専門病院と連携しフットケア(FC)を開始した.その経過と現状・対策を述べる.
【方法】FC 表を作製し定期的に足病変を評価,FC を実施. 2016 年8月から罹患者が増加している足白癬に対して, ラミシール塗布の方法を再指導, 週1 回は塗布量と回数を確認し, 治療効果を検討した.
【結果】HD 患者154 名(男性92 名,女性62 名, 67.3 歳, 透析歴139ヶ月)で, 足白癬70.1%, 爪白癬72.7%, 乾燥・亀裂63.0%, 胼胝・鶏眼35.7%, 巻き爪・陥入爪44.8%, 小切断1.9%で, 11 年間にわたり大切断はなかった. 2009 年と比べ,足白癬増加を認めた. 治療再指導後, 抗真菌薬使用量は月0.21 → 1.15 本に増加し, 34.1%に足白癬が改善した.
【考察】FC 表使用で, 足病変の早期発見につながり, 下肢救済専門病院との連携で大切断なく,積極的な白癬対策により足白癬病変が改善した.継続的なFC 管理が大切である.

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