演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

低栄養HD患者の血圧管理に対する間歇補充型HDF(IHDF)の有効性

演題番号 : O-0536

齋藤 大雅:1、谷川 浩太郎:1、石山 真衣:1、池田 藍:1、秋本 美咲:1、白川 幸広:1、笠井 大輝:1、小鹿 昭雄:1、柳本 政隆:1、吉澤 亮:2、前波 輝彦:2

1:あさおクリニック臨床工学部、2:あさおクリニック内科

 

【目的】低栄養高齢HD 患者に対してHD とIHDF の2 群に血圧安定効果,栄養改善を検証する.
【方法】65 歳以上で,血清Alb 3.6mg/dl 以下を対象に,無作為にHD継続とIHDF 移行群に分け,血圧低下率(開始30 分と4 時間後の収縮期血圧の比),血圧低下に対する処置発生率,Alb 漏出量,Alb 値,QOL( SF-36)を3ヶ月にわたり観察した.
【結果】血圧低下率は, HD 群で開始前0.78%,3 か月後7.63% で,IHDF 群は5.96 から1.78%と低下傾向がみられた.処置発生率は,HD 群で22.7 から37.8%に増加し,IHDF 群では63.6 から34.8%へ低下した.
Alb 漏出は, IHDF 群で有意に低下(P < 0.05)し,血清Alb 増加傾向がみられた.また,IHDF 群でSF-36 の精神的健康が改善した.
【考察】低栄養高齢HD 患者におけるIHDF は, 血圧安定効果とともにAlb 喪失が少なく,栄養状態の改善が期待できる.

前へ戻る