演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

I-HDFの経済性について

演題番号 : O-0534

赤峰 太一:1、橋口 純一郎:1、田中 健:1、矢野 利幸:2、高木 伴幸:2、澤瀬 健次:2、原田 孝司:2、舩越 哲:2

1:長崎腎クリニック臨床工学課、2:長崎腎病院

 

【背景】I-HDF は,逆濾過透析液補充による膜性能維持や循環動態の安定に優れているHDF 療法であるが,ランニングコスト等を含めた経済性についての報告は少ない.
【目的】今回,I-HDF における臨床効果を再確認するとともに,その経済性について検討した.
【対象】外来透析患者14 名(男8 名,女6 名,平均年齢61±22 歳)
【方法】HD からI-HDF へ変更し,血圧や処置回数から臨床効果を検討し,機器のランニングコストと診療報酬等からI-HDF における経済性について検討を行った.
【結果】血圧変化率や処置回数に関しては有意な低下が認められた.また,機器のランニングコストが,約20.6 万円/ 台/ 年必要となったが,診療報酬や材料費を換算すると64.1 万円/ 人/ 年の増収となった.
【考察】今回,HD からI-HDF への変更においては,従来の報告通り循環動態の安定性が得られ,また施設側にも経済的メリットも見込まれることから,I-HDF は現段階では患者・施設側双方に有益な療法の一つと思われる.

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