演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

OHDFとi-HDF併用療法におけるPI値(灌流指数)の比較検討

演題番号 : O-0507

奥上 麻貴:1、七牟禮 啓行:1、大山 恭夫:1

1:寝屋川けいじん会クリニック透析室

 

【背景・目的】間歇補充型HDF(以下i-HDF)は末梢循環の改善やヘモダイアフィルターのファウリング改善効果が期待されている.今回,マシモ社製 MightySat を使用し,OHDF とOHDF + i-HDF 併用療法におけるPI 値の変化を比較検討したので報告する.
【対象期間と方法】期間は2016 年7 月~12 月.当院のOHDF 患者 6名に対し1h 毎にSPO2,PR,PI 値を測定.以後,i-HDF 併用療法に変更し観察を継続した.また,i-HDF は30 分毎に均等補液と後半緩徐型変動補液で施行とした.
【結果】SPO2,PR でほぼ変化は認めなかったが,PI 値は4 名がi-HDF の変動補液でやや改善傾向を認めた.
透析効率に関して5 名はほぼ変動なく,1 名がi-HDF で低下を認めた.また全員においてOHDF よりi-HDF で透析前BUN 値の上昇を認めた.
【考察】今回,4 名がi-HDF 変動補液でPI 値の改善傾向を認めた.環境・季節の変化や測定のタイミングによる関与も否定できないが,末梢循環の改善効果への期待も示唆された.
透析効率に関してOHDF の方が優位な傾向であり,逆濾過や希釈による影響の関連性が示唆された.

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