演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

間歇補液を併用したOn-Line HDFの溶質除去特性と臨床効果の検討

演題番号 : O-0503

柳澤 壮志:1、楠間 美由紀:1、黒岩 弘樹:1、内田 周作:1、新井 鐘大:1、崔 正哉:1、山田 裕一:2、北川 宏:1

1:宏仁会小川病院、2:宏仁会高坂醫院

 

【目的】前希釈On-Line HDF(O-HDF)にIntermittent Infusion HDF を併用したモード(O-IHDF)の溶質除去特性と臨床効果を通常のO-HDF と比較検討した.
【方法】対象は透析患者8 名. 年齢72.1±21.1 才. 東レ社製TR-3000MA, 旭化成メディカル社製ABH-21F を用い,O-HDF,O-IHDF 各治療モードを2 週間施行した.設定はQB200ml/min,前希釈法にて補液速度12L/h,間歇補液は補液速度150ml/min,1 回補液量200ml,補液間隔30 分とした.小分子物質(尿素窒素,クレアチニン,尿酸,リン),低分子蛋白(α1-MG,β2-MG)の除去性能,アルブミン漏出量,クリアスペース,Kt/V,TMP,血圧,脈拍の比較検討を行った.
【結果】O-IHDF はO-HDF と比較し,α1-MG の除去量,クリアスペースは有意に増加し,リンの除去率,除去量,クリアスペースは有意に減少した.その他の溶質除去能に有意な差は無かった.TMP,血圧,脈拍は有意な変化を認めなかった.
【結語】O-IHDF はO-HDF と比較し,α1-MG 領域の除去率,除去量に優れる治療モードと考えられた.

前へ戻る