演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

SPPを用いた、維持透析患者における上肢血流低下例の検討

演題番号 : O-0439

佐藤 和弘:1、佐藤 茜:2、川上 崇志:3、立石 知美:3、大﨑 慎一:4、池田 重雄:4

1:玄々堂君津病院総合腎臓病センター血管外科、2:玄々堂君津病院総合腎臓病センター看護部、3:玄々堂君津病院総合腎臓病センター臨床工学部、4:玄々堂君津病院総合腎臓病センター外科

 

近年,維持透析の長期化,高齢化が進むに伴い,動脈硬化性疾患の増加を認めている.下肢Peripheral artery disease(PAD)に関しては積極的にチェック,治療が行われているが,上肢PAD は症例が少ないと言われているものの潜在的な有病率は上昇傾向にあると考えられ,上肢の切断に至る症例も散見される.当施設において上肢のSPP測定を行った541 例(男:女= 353:188,平均年齢67.4 歳)を対象とし,上肢のSPP 測定を行った.Cut off 値は40mmHg とし,VA 肢のSPP 低下例に対しては,シャント圧迫・閉鎖しSPP 再測定を行い,SPP 上昇がみられないもの,もしくは非VA 肢にSPP 低下が認められるものを上肢PAD として検討を行った.SPP 低値を全体の27.0%(146/541 例)に認め,上肢PAD 群は12.0%(65/541 例)であり,上肢虚血の症例数は想像以上に多いことが示唆された.患者背景などの検討を含め,文献的な考察も含め報告する.

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