演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

維持血液透析患者における重症下肢虚血発症リスクについての検討

演題番号 : O-0437

岡本 光平:1、北村 謙:1、原 明子:1、石田 理紗:1、藤井 美樹:2

1:北播磨総合医療センター腎臓内科、2:北播磨総合医療センター重症虚血肢センター

 

【目的】重症下肢虚血(critical limb ischemia:CLI)は維持血液透析患者において重大な合併症である.近医で維持血液透析を施行しており,当院に入院した患者におけるCLI 発症リスクについて検討した.
【方法】2015 年1 月1 日~2015 年12 月31 日までの期間中に当院で血液透析を施行した79 名のうち,CLI の加療目的で入院したのは11名,その他の疾患にて入院したのは68 名.その他の疾患の患者68 名のうち,3 名は既往にCLI を認めたため除外した.血液検査データや患者背景からCLI 発症リスクについて解析した.
【結果】対象患者の平均年齢は70.1±12.7 歳,透析期間中央値は73 ヶ月(1 ヶ月~432 ヶ月).CLI 患者では有意差をもって糖尿病の有病率が高く,また血清Ca が高値であった(p < 0.05).
【結論】糖尿病合併と血清Ca 濃度高値はCLI 発症リスクである可能性が示唆された.

前へ戻る