演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

重症下肢虚血患者に対するレーザ血流計ポケットLDFの使用経験

演題番号 : O-0435

星子 清貴:1、甲斐 敦子:1、広島 なつき:2、川西 秀樹:3、土谷 晋一郎:3

1:土谷総合病院診療技術部、2:土谷総合病院看護部、3:土谷総合病院人工臓器部

 

【緒言】当院創傷ケアセンターにて重症下肢虚血患者(CLI)に対してレーザ血流計ポケットLDF を使用し足部血流状態の評価を試みたので報告する.
【対象】2016 年7 月から2016 年11 月の期間で下腿から足部の動脈で血管内治療が行われたCLI 患者14 名[男性7 名,女性7 名,平均年齢70.6±9.3 歳]を対象とした.
【方法】検査機器としてVasamed 社のPAD3000 でSPP 値を測定し,同一部位でJMS 社のポケットLDF で血流量と脈動幅を測定した.血管内治療が行われた前後で足部血流状態を評価した.
【結果】SPP 値と血流量・脈動幅の関連性をPassing-Bablok 回帰よりSPP 値と脈動幅の直線性が認められた.また治療前後の測定値のROC 曲線からSPP 値はカットオフ値を48 mmHg とした場合,感度89%特異度74%となった.同様に脈動幅はカットオフ値を2.1 mL/min とした場合,感度74%,特異度79%となった.
【結語】カフを巻き加圧する必要もなく,一定時間の静止も必要としないポケットLDF はCLI に対しての足部血流状態の評価に有効であった.

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