演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

末梢動脈疾患(PAD)における灌流指標(PI)のカットオフ値に関する検討

演題番号 : O-0434

安田 考志:1、川嶋 彩花:1、三上 貴子:1、川瀬 義夫:1

1:松下記念病院腎不全科

 

【目的】我々は,PAD の診断ツールとしてのPI の有用性について報告し,一部の施設でも使用され始めている.しかし,現状ではABIがPAD 診断の標準検査でありPI は単なる補助手段にすぎない.今回は,PAD スクリーニングにおいて,ABI 陽性に相当するPI のカットオフ値について検討した.
【対象と方法】2015 年9 月から2016 年9 月の新規入院患者の中で,同意が得られた1,000 名のPI 値を測定した.次に,PI < 2.0 であった322 症例を対象としてABI を測定し,ABI < 0.9 に相当するPI 値を求めカットオフ値とした.
【結果】平均年齢は70.4±12.9 歳,平均PI 値は3.12±2.34%であった.PAD と確定診断されるABI < 0.9 に相当するPI のカットオフ値は1.05%(AUC 0.82, 感度67.1%,特異度81.6%)であった.
【結論】PAD スクリーニングにおけるカットオフ値は,PI ≦ 1.0 とすることが妥当である.

前へ戻る