演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

濃縮調整が可能な落差式CART(Drop type with adjustable concentrator CART: DC-CART)の施行方法とその効果の検討

演題番号 : O-0432

上條 祐司:1、山田 洋輔:1、小林 泰子:2、橋本 幸始:1

1:信州大学医学部附属病院腎臓内科、2:信州大学医学部附属病院医療用電子機器管理センター

 

【目的】現在約8 割を占めるポンプ式CART は,CART 機能がついた特別な機器が必要である.一方落差式は特別な機器は不要だが,濃縮能が弱いという欠点がある.我々は一般的な透析コンソールを用いることで,特別な機器は不要だが濃縮能に優れた落差式CART (DC-CART)を考案した.DC-CART は濃縮膜圧調整や再循環も可能であり,濃縮調整が容易である.外圧濾過式で濾過膜洗浄も可能である.今回その方法と効果について報告する.
【方法】当院で施行したDC-CART268 件のカルテ情報と,2015 年3月-2016 年2 月までに行った59 件のDC-CART から採取した腹水,血液,処理工程に関するデータを解析した.
【結果】DC-CART は腹水の性質,量にかかわらず,処理を完遂できた.濃縮調整も可能であった.DC-CART に特別な副作用もなかった.
【考察】DC-CART はその特徴から,より多くの施設で施行可能であり,CART の普及に役立つ可能性がある.

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