演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

埼玉医科大学透析連携施設におけるリン吸着薬使用状況

演題番号 : O-0388

天野 博明:1、大野 洋一:1、友利 浩司:1、井上 勉:1、岡田 浩一:1

1:埼玉医科大学腎臓内科

 

【目的】血液透析患者におけるリン吸着薬(PB)の使用状況を探るべく当院連携施設の実態調査を行い,PB の使用状況と血清リン値(IP)の関連について検討した.
【方法】2015 年4 月から9 月にかけて埼玉西部の施設に協力いただき,維持血液透析患者1082 例のIP 関連因子および処方内容を検討した.
【結果】IP は5.3±1.0mg/dl,血清補正Ca は8.8±0.6mg/dl,I-PTHは151±102pg/ml であった.PB 使用率は炭酸Ca53%,炭酸ランタン(Ln)38%,塩酸セベラマー(Sv)とビキサロマー(Bx)16%,クエン酸第2 鉄(Fc)15 % であった.PB 投与実態はPB なしが12%,単剤が47%,2 剤が30%,3 剤が8%であった.それぞれのIPは4.7±1.0,5.2±0.8,5.5±0.9,5.9±1.1 とPB 併用数が多い群で有意に上昇していた.単剤群のIP は,炭酸Ca で5.0±0.8,Ln で5.4±0.8,Sv で5.5±0.9,Bx で5.5±0.7,Fc で5.4±1.0 であった.PB2 剤併用の69%が炭酸Ca との併用であり,組み合わせの多い順に炭酸Ca とLn が34%,炭酸Ca とSv が15%,炭酸Ca とBx が13%であった.ただ全併用群間でIP は同等だった.

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