演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析導入前のリン吸着剤投与の透析導入後の予後との関連についての検討

演題番号 : O-0387

新城 響:1、渡辺 裕:1、亀谷 直輝:1、伊藤 衣里:1、下串 浩矢:1、村田 実奈子:1、田中 章仁:1、小池 清美:1、大塚 康洋:1、武田 朝美:1、AICCOP研究会 :2

1:名古屋第二赤十字病院腎臓内科、2:AICCOP研究会

 

【目的】保存期腎不全においてP 高値は生命予後に影響するといわれているが,透析導入前のP 吸着剤投与による予後への影響についてはまだ不明である.
【方法】愛知県透析導入コホート研究(AICCOP)施設において2011年10 月~2013 年9 月の間に新規に透析導入された1522 例を対象に,P 吸着薬(炭酸カルシウム)使用群と未使用群の2 群における背景や予後についての比較を行った.
【結果】P 吸着使用群において,透析開始時の年齢,CRP,eGFR は低く,Hb,Alb は高値であった.Kaplan Meier でP 吸着剤使用群は未使用群に有意に予後良好であった.(P=0.05)年齢,性別,Alb,Hb などで調整したCox 比例ハザードモデルでP 吸着剤はHR0.6595%CI 0.45-0.92 と透析導入後の死亡リスク低下と関連していた.
【考察】保存期腎不全期でのP 吸着薬の使用は生命予後を改善させる可能性があることが示唆された.

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