演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

鉱石由来のリン吸着薬は活性本体以外の複数の金属元素を含有する

演題番号 : O-0386

永野 伸郎:1、峰岸 亜矢子:2、深津 雅代:2、今泉 悦子:2、須永 悟:1、田ヶ原 綾香:1、野原 ともい:1、野原 惇:1、星 綾子:1、溜井 紀子:1、伊藤 恭子:1、安藤 哲郎:1、筒井 貴朗:1、大竹 伸明:1、関原 哲夫:1、安藤 義孝:1、新田 孝作:3、小川 哲也:4

1:(医)社団日高会腎臓病治療センター、2:平成日高クリニック薬剤部、3:東京女子医科大学第四内科、4:東京女子医科大学東医療センター内科

 

【背景】リン吸着薬は,鉱石から製錬後に純度を高めた金属を活性本体とするものと,合成ポリマーとに大別される.Ca は石灰石から,Fe は鉄鉱石から,La はモナズ石から製錬されるが,天然物である故に精練過程においても不純物を完全に除去することは困難である.
【方法】リン吸着薬として用いられているCa 製剤,La 製剤,Fe 製剤に含まれる元素を,誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)により,網羅的に定性分析した.
【結果】Ca 製剤には,Mg,Mn,Fe,Sr,Y,Ba,La などが,La 製剤には,Se,Gd などが,Fe 製剤には,Na,Ge,Ba,La などの金属元素が検出された(Se のみ非金属元素).
【結語】連日多量に服薬されるリン吸着薬に,微量ながらも活性本体以外の複数の金属元素が含有されている.

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