演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

エテルカルセチド塩酸塩(新規静注カルシウム受容体作動薬)の二次性副甲状腺機能亢進症(II-HPT)に対する長期治療効果

演題番号 : O-0385

重松 隆:1、深川 雅史:2、横山 啓太郎:3、秋葉 隆:4、藤井 章史:5、小谷 基:5、秋澤 忠男:6

1:和歌山県立医科大学腎臓内科、2:東海大学医学部腎・内分泌・代謝内科、3:東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科、4:関川病院内科、5:小野薬品工業臨床開発企画部、6:昭和大学医学部内科学講座腎臓内科学

 

【目的】II-HPT を示すHD 患者に対するエテルカルセチド塩酸塩の長期投与時の安全性・忍容性・有効性を検討する.
【方法】第III 相臨床試験として実施された,エテルカルセチド塩酸塩の52 週間投与多施設共同非盲検非対照試験である.
【結果】試験参加191 名のうち,エテルカルセチド塩酸塩が52 週間投与されたのは83.8%であった.一方,7.4%は有害事象で投与を中止した.嘔吐,悪心及び症候性低Ca 血症の発現率は9.5%,4.7%及び1.1%であった.また,血清intact-PTH 濃度が60-240 pg/mL のガイドライン目標値となった割合は87.5%(140/160 名)であった.さらに骨効果として,外科的副甲状腺摘出術に認められるHungry Bone 現象も認められた.
【結論】エテルカルセチド塩酸塩の長期投与はII-HPT 治療として有効で,かつ忍容性は良好で安全性上問題となる有害事象はなかった.

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