演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析患者の鉄補充法についての検討~経口と静注の比較~

演題番号 : O-0336

田中 元子:1、伊藤 和子:1、松下 和孝:1、今福 匡史:2、渡邊 博志:2、丸山 徹:2、向山 政志:3

1:松下会あけぼのクリニック腎臓内科、2:熊本大学薬学部薬剤学分野、3:熊本大学医学部附属病院腎臓内科

 

【目的】透析患者に対する鉄補充法については,新ガイドラインでは経口投与を推奨しているが,経口と静注を比較した報告は少ない.今回私たちは,鉄欠乏を認める透析患者の鉄補充法について検討した.
【対象と方法】当院で維持透析施行中で鉄欠乏を認めた65 例(男性36 例,女性29 例)を対象とした.経口鉄群35 例に対しては,クエン酸第一鉄100mg /日を投与し,静注鉄群30 例に対しては,含糖酸化鉄40mg を週1 回計13 回施行した.投与開始前より,開始後1,2,3,6 か月後のHb, Ht, フェリチン,TSAT,酸化ストレスマーカーなど測定した.
【結果】開始後2 か月目で,経口鉄群,静注鉄群両群ともに同程度の貧血改善を認めたが,静注鉄群でフェリチンの有意な上昇が認められた.
【考察】透析患者の鉄補充法について,鉄代謝,酸化ストレスの両面から考察する.

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