演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

生食から透析液による全自動プライミング法に変更した際の回路凝固について

演題番号 : O-0307

種山 かよ子:1、高室 昌司:1、石岡 邦啓:2、日高 寿美:2、小林 修三:2

1:(医)湘南鎌倉総合病院ME室、2:(医)湘南鎌倉総合病院腎臓病総合医療センター

 

【背景】透析コンソールを透析液による全自動プライミング仕様へ変更した際に凝固を認めた症例を5 例経験した.
【目的】コンソールを変更した際に生じた凝固要因について検討を行う.
【方法】2013 年9 月から2014 年10 月までにコンソールの変更に伴い,凝固がみられた5 名を凝固群,同様の変更を行うも凝固を認めなかった8 名を非凝固群とし比較検討した.
【結果】CRP が凝固群で有意に高値であった(中央値 凝固群1.285:非凝固群0.032,p < 0.028).その他,検査データ,基礎疾患などの背景には有意差はなかった.また,凝固群では全例,コンソール変更後の透析で抗凝固薬の投与量を増量する結果となった.
【考察】Ca2+ を含む透析液で全自動プライミングを行うコンソール使用下では,CRP 上昇が軽度であっても血液凝固を亢進させる可能性がある.

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