演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

圧力開放弁の動作が密閉系に与える影響の検討

演題番号 : O-0306

畑中 祐樹:1、鹿又 一洋:1、阿部 聖也:1、林 健太:1、村杉 浩:1、大濵 和也:1、友利 浩司:2、岡田 浩一:2

1:埼玉医科大学病院臨床工学部、2:埼玉医科大学病院腎臓内科

 

【目的】圧力開放弁の動作が密閉系に与える影響を実験的検討により明らかにする.
【方法】東レメディカル社製TR-3300M を使用し,全ての警報発生時に圧力開放弁を開くA,もしくは透析液圧警報発生時のみ開くB モードを選択し,血液回路側の密閉系容量変化・圧力開放弁からの排出量を測定した.条件は血流量200ml/min,血液回路内圧100・200・250mmHg とし,10 分間で静脈圧(V 圧)上限・下限警報をそれぞれ10 回ずつ発生させた.
【結果・考察】容量変化はV 圧上限/ 下限警報発生時で,A:−175・−197・−252ml/ −48・−88・−131ml,B:−5・−5・−48ml/ −5・−2・−8ml となりA で多くの容量変化を認め,排出量は各変化量と同程度だった.本検討より容量変化を起こしにくいB の選択が望ましいと考えられた.しかし,血液回路側に過剰圧が加わる場合,透析液圧警報が発生し圧力開放弁が開くことから,圧力開放弁の動作によらず警報発生を抑える環境が重要と考えられた.
【結語】圧力開放弁の動作は密閉系に影響を与える.

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