演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析掻痒症対策プロトコルを用いた当院の取り組み

演題番号 : O-0277

石川 裕之:1、桐生 明奈:1、雪 正子:1、佐藤 隆之:1

1:南部郷厚生病院看護部

 

【背景と目的】透析患者の合併症として皮膚掻痒症があり,QOL 低下,生命予後の関与が一因として知られる.当院では皮膚掻痒症に対し,スキンケア,生活指導,ステロイド外用剤,抗アレルギー薬,ナルフラフィン塩酸塩,HDF 療法の導入等の取り組みを行ってきた.今回その経験から定期的な評価の必要性,また早い段階での介入,改善を目的にプロトコルを作成したので報告する.
【対象】当院の慢性維持透析患者で愛Pod 調査のかゆみ項目において2 以上のスコアを有した患者.
【方法】対象患者にプロトコルを導入し,VAS 値を計測した.3 ヶ月毎の愛Pod 調査も実施しQOL の評価を行った.スキンケア,生活指導,検査データの見直しについては継続的に行う.以上の事項を透析掻痒症対策チームで取り組む.
【結果】2016 年7 月48 名中16 名に痒みがあった.透析掻痒症に対する取り組みは行ってきたが改善しない患者もいた.今回プロトコルを導入し,一定期間での治療ケアの評価が出来るようになった.症状の改善が図れるかは現在も調査中である.

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