演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

PCSK9阻害薬(エボロクマブ)投与にてLDLアフェレーシスを離脱できた家族性高コレステロール血症患者の1例

演題番号 : O-0250

北島 進:1、宮元 良和:1、北田 欽也:1、濱野 良子:1、村本 弘昭:1

1:地域医療機能推進機構金沢病院内科

 

【症例】60 歳代 男性
【臨床経過】中学生時から腱黄色腫あり19 歳時で総コレステロール値300 ~400mg/dl を指摘されて薬物療法をうけていた.20 歳代後半に高次医療機関で家族性高コレステロール血症(ヘテロ)と診断された.以降,40 歳代で無症候性心筋梗塞を発症し,翌年から当院でLDL アフェレーシスを2 週に1 回で開始.40 歳代中頃に5 枝冠動脈バイパス術を施行された.50 歳代になり,LDL アフェレーシスを毎週1 回に変更とした.60 歳時にこれまでの薬物療法とアフェレーシス治療にてLDL-C160mg/dl 程度と高値であり,エボロクマブ(140mg)を2 週に1 回投与を開始した.投与開始日と同日にLDL アフェレーシス施行し,以降投与開始から第2,4,6,8,12 週でアフェレーシスを施行し中止とした.アフェレーシス中止後もエボロクマブの2 週毎投与を継続し,LDL-C は40 − 50mg/dl で安定した.
【まとめ】PCSK9 阻害薬投与にて,安定にLDL-C が低下し,LDL アフェレーシスを離脱できた.

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