演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析アミロイドーシスに対するβ2-MG吸着カラム(リクセル)の3年間の長期効果の検討

演題番号 : O-0246

井上 靖宏:1、武田 光博:1、岩波 沙織:1、歌田 智也:1、田崎 浩孝:1、越井 正太郎:1、村山 勉:1、新井 美明:1、一杉 政弘:1、橋本 美紀:1、神山 康子:1、高橋 秀明:1、奥田 康輔:1

1:奥田クリニック

 

【目的】当院には長期透析歴を有し,透析アミロイド−シス(DRA)を合併する患者が多い.DRA に対するリクセルの長期的な治療効果を検証した.
【対象】当院にて通院透析中のDRA による痛みを有する患者6 名(開始時平均年齢65.8±3.9 歳,平均透析歴33.1±3.0 年,全例CGN)とした.
【方法】1 年間を1 クールとして継続し,1 ヶ月間休止を挟んで3 クール施行した.その間のADL,痛み,こわばりをスコア化して評価し,さらに指のつまみ力,β2-MG,MMP-3 を測定し,検証した.統計解析には対応のあるT 検定を用いた.
【結果】痛みスコアは,3 年を通じて改善し続けていた.ADL,こわばり,つまみ力,透析前β2-MG でも有意な改善を認めた.MMP-3には有意な変化はなかった.
【考察】DRA による痛みが出現した患者には早期にリクセルを導入することで痛みを緩和し,継続すれば長期に渡りADL 低下を防げる可能性が示唆された.

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