演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

I-HDFにおけるPS膜のPVP溶出量の検討 第2報

演題番号 : O-0239

大西 貴康:1、鹿毛 駿一:1、岩本 ひとみ:1

1:古賀病院21臨床工学課

 

【目的】PS 膜の同一ロットでのI-HDF 施行時および保管期間によるPVP 溶出量を第1 報の結果と合わせて検討する.
【方法】溶出試験は全工程で透析液を使用し,膜は同一ロットのABH-21P(旭化成メディカル)の保管期間9 か月2 本と17 か月3 本を使用.採液は全自動プライミングの(1)充填液(2)V 側プライミング開始時(3)A 側プライミング開始時(4)両側プライミング900mL 時,透析開始後は30 分毎に200 m L 補液を行い,(5)0.5hr(6)1.5hr(7)2.5hr(8)3.5hr の補液時とした.
【結果】PVP 溶出量(ppm)の結果を示す(mean±sd,検出感度0.1).ABH-P(保管期間9 か月)では(1)508.80±75.94(2)80.74±8.27(3)113.03±109.12(4)~(8)感度未満.ABH-P(保管期間17 か月)では(1)934.97±44.81(2)77.28±15.10(3)159.87±12.11(4)~(8)感度未満.
【考察】同一ロットでは保管期間の経過で充填液中のPVP 溶出量が増加し,PVP 溶出量がロットの異なりに起因せず,洗浄終了時及び補液時のPVP 溶出がないと考えられた.
【まとめ】ABH-P は保管期間で充填液中のPVP 溶出量に差がみられたが,I-HDF 施行中は感度未満であった.

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