演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

親水化PEPA膜の使用による栄養状態改善への期待

演題番号 : O-0236

近藤 佑哉:1、篠原 正樹:1、大橋 直樹:1、秋山 康則:1、田中 茂:2、大沢 紘介:2、佐々本 格:2、村上 穣:2、降籏 俊一:2、池添 正哉:2

1:JA長野厚生連佐久総合病院臨床工学科、2:JA長野厚生連佐久総合病院腎臓内科

 

【目的】近年PS 系膜を広く使用されてきているなか,当院では親水化PEPA 膜を使用する割合が増えてきている.親水化PEPA 膜は,アルブミン漏出量を抑えた膜であり,栄養状態が良くない症例に適応可能であると考えられている.しかしながら,親水化PEPA 膜の臨床的有用性について継続使用にて観察した例は少なく,今回,親水化PEPA 膜変更前後1 年間の各臨床検査データの追跡調査を行ったので報告する.
【対象および方法】親水化PEPA 膜への変更後,1 年間継続使用のあった安定した慢性維持透析患者22 名を対象とした.変更前後1 年間の各定期検査データについて継続的追跡調査を実施した.
【結果】親水化PEPA 膜へ変更後,Kt/V,nPCR,β2MG,GNRI の低下は見られなかった.一方,体重増加量に増加傾向が見られ,栄養状態の低下を防ぐことができた.
【結語】親水化PEPA 膜へ変更することにより,透析効率を保ったまま栄養状態の改善が期待できると思われる.

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