演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

長時間透析における積層型ダイアライザの栄養状態改善効果

演題番号 : O-0235

鶴田 耕一郎:1、園田 和美:1、前田 兼徳:1、前田 由紀:1

1:(医)社団兼愛会前田医院

 

【目的】積層型ダイアライザは低栄養透析患者の栄養状態改善効果が期待されている.当院においても2009 年より積層型ダイアライザを使用し,当初使用した症例において栄養状態が改善したことを経験している.今回,積層型ダイアライザを使用した長時間透析患者のみをレトロスペクティブに検討し,長時間透析において患者の栄養状態が改善するのか否かを検討したので報告する.
【方法】積層型ダイアライザ変更1 年前から変更1 年後の2 年間でデータに不備のない長時間透析患者6 名を対象とし,変更1 年前,変更前,変更1 年後の透析効率,栄養状態等を評価した.
【結果】変更前後においてKt/V は低下傾向であった.
血清アルブミン値,GNRI は積層型ダイアライザ変更1 年前に比べ変更前は低下傾向であったが,変更1 年後は変更前に比べ,有意に上昇した.
透析後体重は積層型ダイアライザ変更後に増加傾向を示した.
【まとめ】長時間透析においても積層型ダイアライザの使用は透析患者の栄養状態の改善に有効である可能性が示唆された.

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