演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

PMMA膜透析器NFは栄養状態を改善させるか

演題番号 : O-0234

佐藤 加奈子:1、堀内 勇人:1、石橋 由孝:2、岡部 知徳:3、鑓田 晋治:3、久保 和也:4、小宅 政恵:4

1:日本赤十字社医療センター臨床工学技術課、2:日本赤十字社医療センター腎臓内科、3:さいたま赤十字病院臨床工学技術課、4:芳賀赤十字病院臨床工学技術課

 

【目的】PS 膜透析器NV-U とPMMA 膜NF-H に変更後の栄養指標の変化についての検討
【対象】慢性維持透析患者13 名,男/ 女(5/8),平均年齢67.2±6.8 歳,CGN3 名,ADPKD3 名,痛風腎2 名,DMN2 名,MHT1 名,不明2 名.
【方法】東レメディカル社製PS 膜透析器NV-U 使用中のNV 群とNF-H に変更したNF 群とに分け,変更前,12 ヶ月後のドライウエート(DW),GNRI,脂肪量などの変化を検討した.
【結果・考察】脂肪量は変更前,12 ヶ月後でmedian(IQR)NV:15.5(12.7-19.6),8.5(8.05-11.0),NF:11.2(5.9-23.9),16.2(11.2-16.2)kg,GNRI はNV:89.8(88.7-93.2),81.1(80.9-89.4),NF:85.5(85.0-102.7),88.5(83.8-94.2)とNV 群で変更前に対し12 ヶ月後が有意に低値となり,DW はNV:44.0(41.8-49.2),42.3(40.6-52.4),NF:48.1(44.1-63.1),52.3(46.7-64.5)kg とNF 変更群で有意に高値を示し(p < 0.05),NF 変更後に体重増加が認められた.
【結語】NF への変更で栄養状態の改善の可能性が示唆された.

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