演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

糖尿病血液透析患者の持続性GLP-1受容体作動薬とグリニド系併用の検討

演題番号 : O-0034

今中 俊爾:1、柴崎 泰延:1

1:(医)しばさきクリニック

 

【目的】持続性GLP-1 受容体作動薬とグリニド系(GLI)の併用の有用性を検討した.
【方法】透析前グリコアルブミン(GA%),血糖(PGmg/dl),C ペプタイド(CPRng/ml)を評価項目とした.
【結果】対象は6 例,年齢69~82 歳(男5),デュラグルチド(Dula),レパグリニド(Rep)を使用,前治療はDPP4 阻害薬とGLI 併用5 例,インスリンとGLI 併用1 例,GA19.5~32.7,PG209~321,CPR5.0~14.4.変更時5 例でGLI を一旦減量,その後Rep0.375~1.5mg を使用した.経過中インスリンを追加した1 例を除く5 例の評価は,1~6.5 か月の経過ではGA は平均28.0 → 23.8 となり全例で低下した.1 例は一時Rep を中止したがGA は上昇した.1 例で透析後低血糖を認めた.他の有害事象なく,服薬アドヒアランスは良好であった.
【考察】DPP4 阻害薬,インスリンをDula へ変更したGLI との併用は有用であり,空腹時および食後血糖低下によると思われた.服薬アドヒアランス,低血糖の注意のもとで,選択薬剤が少ない透析例で血糖変動の少ない有用な治療と思われた.長期の効果を検討中である.

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