演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

持続血糖測定(CGM)を用いた2型糖尿病透析患者における血糖動態の検討

演題番号 : O-0032

萩原 誠也:1、名和 伴恭:1、種田 紳二:2、萬田 直紀:2

1:萬田記念病院糖尿病センター腎臓内科、2:萬田記念病院糖尿病センター内科

 

【目的】2 型糖尿病透析症例における治療法別での血糖変動の特徴についてCGM を用いて検討した.
【対象】当院維持透析中で薬物療法中の2 型糖尿病患者14 例(強化インスリン療法(BBT)群7 例,リナグリプチン5mg/day 内服療法(LIN)群7 例)
【検討項目】当院入院中にCGM を施行し,血糖プロファイルの透析日と非透析日間での差異について,(A)各患者個体別での評価,(B)各群における以下のアウトカム変数の患者内比較
【アウトカム変数】(1)平均血糖値,(2)標準偏差,(3)MAGE,(4)J-index
【結果】(A) 個体別での評価では,BBT 群5 例,LIN 群1 例で透析日で有意に血糖が低く,逆にBBT 群1 例,LIN 群2 例で非透析日で血糖が有意に低かった.BBT 群の2 例で透析開始後24 時間以内に低血糖を認めた.(B)平均血糖値はBBT 群・LIN 群共に有意差を認めないものの透析日で低い傾向を認めた.
【結論】BBT 群では透析日に平均血糖値が低くなる傾向を認めた.インスリン治療症例では透析日の低血糖に注意を要すると考えられた.

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