演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

当科におけるACUSEALの短期成績及び他グラフトとの開存率の比較検討

演題番号 : O-0012

小川 勇一:1、廣谷 紗千子:1、三木 克幸:1、甲斐 耕太郎:1、中島 一朗:1、渕之上 昌平:1

1:東京女子医科大学腎臓外科

 

グラフトの新たな選択肢として,ACUSEAL が導入され,約1 年が経過した.当科でも2016 年12 月までに81 例に使用した.その治療成績及び他グラフトとの開存率を比較検討したので報告する.
【患者背景及び成績】症例は81 例,年齢は65.0±12.3 歳.性別は男性32 名,女性49 名.手術時の透析期間は11.8±11.1 年,糖尿病患者が32 名であった.経過としては狭窄14 例,閉塞11 例,感染7 例を認めた.血清腫やスティール症候群は認めなかった.1 次開存率49.3%,2 次開存率87.0%であった.
【グラフトの開存率】2007 年から2016 年12 月の間に当科でINTERING,PROPATEN,THORATEC,ACUSEAL で新規AVG造設した症例を検討した.症例はINTERING 群157 例,PROPATEN群46 例,THORATEC 群69 例,ACUSEAL 群53 例.1 年1 次開存率はそれぞれ64.7%,75.2%,43.5%,51.1%で早期穿刺可能なグラフトが有意に悪かったが,2 次開存率は97.8%,85.9%,92.5%,86.5%で有意差は認めなかった.

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