演題情報

口演

開催回
第62回・2017年・横浜
 

人工血管植込み術における術者施行腕神経ブロックの検討

演題番号 : O-0009

衛藤 聡:1、藤村 直幸:2、井福 正和:3、浦田 秀則:1

1:福岡大学筑紫病院循環器内科、2:聖マリア病院麻酔科、3:福西会病院腎センター

 

【目的】近年,超音波ガイド下神経ブロックの進歩により,従来は不確実であった腕神経叢ブロックが安全かつ確実に施行できるようになった.我々は常勤麻酔科医不在の施設であっても,超音波ガイドを用いることで術者にて神経ブロックを安全に行えるのではないかと考え,術者施行の超音波ガイド下腕神経叢ブロックによる効果と安全性を検討した.
【対象・方法】人工血管を用いてバスキュラーアクセス作成を行った延べ98 例(平均年齢72.8±10.2 歳).神経ブロック,全身麻酔,局所麻酔の3 群に分け,術中血圧や局所麻酔の追加量,合併症など比較した.
【結果】局所麻酔に比べ追加局所麻酔は少なく,効果的な除痛が得られた.また,全身麻酔に比べ術中の血圧は良好であり,安全な周術期管理が可能であった.
【結語】超音波ガイドを用いることで,非麻酔科医であっても,効果的で安全な腕神経ブロック麻酔が可能であることが示唆された.

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