演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

2名の肥満糖尿病透析者へのリラグルチド3年の投与経過

演題番号 : P-3-482

長田 しをり:1、海老原 功:2、田中 祐一:2、小出 輝:2

1:社会医療法人社団順江会東京綾瀬腎クリニック、2:社会医療法人社団順江会江東病院

 

2012年DM腎症でHD歴5年の①50歳と②55歳女性にインスリンからリラグルチドに変更し1年間良好な血糖と過体重改善経過を報告した。その後計3年間継続投与し理学所見・血糖他血液データ及び体組成計インボディ®により筋肉量・脂肪量の変化を観察し透析者への投与適正を検討した。
【結果】両名BH162cm①リラグルチド0.6でBW71.0→66.7㎏、BMI27→25、Alb4.0→3.6、HbA1c5.8 GA15で安定。②リラグルチド0.9でBW73.8→64.6㎏、BMI28→25、Alb3.8→3.5、体脂肪量29→26、HbA1c6.3 GA16で安定し経過。いずれもプレアルブミン、ChE、TG下降傾向。Hb・TP・BUN・P・CRP・nPCR・骨格筋量に有意変化なし。と2名両方でDW・Albが有意に減少しLDLは下降してスタチン減量した。問題となる心血管イベントはなかった。
【結論】概ね安全に体脂肪と体重は減少したが栄養項目の下降傾向があり今後の長期投与や一般適用には検討が必要と考える。

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