演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

当院透析室でのリナグリプチン投与経験~他剤併用例での臨床的検討~

演題番号 : P-3-480

太田 昌一郎:1、安野 伸浩:2、松田 香:1、中川 芳彦:1、中村 倫之助:1、猪本 由紀:3、池上 裕一:4、野口 雄一:4、田中 政彦:4

1:(医) 関越病院泌尿器科、2:(医) 関越病院薬剤科、3:(医) 関越病院透析センター、4:(医) 関越病院内科

 

リナグリプチンは胆汁排泄型で末期腎不全患者に使用しやすく他剤とも併用しやすい薬剤である。
【方法】2013年4月から翌年12月までの間に2型糖尿病を合併する維持透析患者にリナグリプチンを新規投与または他のDPP-4阻害薬から本剤へ変更を行った症例について後向きに臨床データを検討した。
【結果】他の糖尿病治療薬との併用例9例のうち4例に新規に投与が行われ、5例で切り替えが行われていた。9例中7例で切り替え後3か月目でのグリコアルブミンが改善した。非改善例の2例はいずれもボグリボースとの併用であった。それに対して改善例の7例のうち2例がミグリトールとの併用例であった。
【考察】リナグリプチンとαグルコシダーゼ阻害薬との併用で効果の違いを認めたが小腸上部から吸収されるミグリトールと小腸でほとんど吸収されないボグリボースの作用機序の違いが原因の一つとして示唆される。

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