演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

DPP-4阻害薬による脱インスリン療法の長期的影響についての検討

演題番号 : P-3-479

大石 明:1、清川 栄美:1、鈴木 弘恵:1、高根 由貴子:1、天谷 三代子:1、遠山 千恵子:1、佐藤 佐奈枝:1、藤井 純子:1、土田 泰子:1、舘林 礼子:1

1:(医)社団明厚会大石内科クリニック内科

 

【目的と方法】DPP-4阻害薬単独またはグリニド薬、αグルコシダーゼ阻害薬との併用によるインスリン離脱療法後1年以上経過した2型糖尿病18例(68.7±8.8才、インスリン総量20.9±13.0単位、離脱期間22.2±7.2ヵ月)の血糖コントロール(グリコアルブミン:GA)、栄養状態(血清アルブミン:s-alb、体重:BW)、及び動脈硬化の進展(離脱前後のΔIMT)について検討する。
【結果】GAは19.0±4.2から1年後18.6±3.1、2年後(n=8)17.5±2.3%と推移(n.s.)。s-albは3.65±0.22から2年後まで3.66±0.12g/dL(n.s.)と変化なかったが、体重は60.9±11.5から1年後58.4±12.1(P=0.006)、2年後55.3±12.1kg(P=0.055)と1年後に有意に減少。ΔIMTは離脱前後で有意差を認めず(n=13、0.0018±0.1080 vs -0.0096±0.0537mm/年)。
【考察】血糖コントロールは維持されているが、1年後の体重が有意に低下しており、今後栄養状態と動脈硬化の推移をより長期間追跡する必要があると考えられる。

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