演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

FIX-210Secoの前希釈オンラインHDFにより透析掻痒症が改善した3症例

演題番号 : P-3-419

大瀬 千絵:1、山岡 真治:1、高橋 直子:2

1:(医)あかね会大町土谷クリニック透析室、2:(医)あかね会大町土谷クリニック内科

 

【緒言】 MXF-21Secoで前希釈オンラインHDFを施行中で透析掻痒症を合併する患者3名に対して、FIX-210Secoに変更し8週間経過観察した。
【症例】 症例1:82歳、女性、透析歴13年。VASは78から6へ、白取分類のスコアは日中が1から0へ、夜間が3から2へ低下した。β2-MGとα1-MG除去率は、変更前86.1%・46.3%、変更後83.6%・44.5%であった。症例2:72歳、男性、透析歴3年。VASは23から10へ、白取分類のスコアは日中が3から0へ、夜間が1から0へ低下した。β2-MGとα1-MG除去率は、変更前83.7%・41.8%、変更後81.6%・36.8%であった。症例3:65歳、男性、透析歴15年。VASは70のまま、白取分類のスコアも日中が3のままと変わらなかったが、夜間は2から1へ低下した。β2-MGとα1-MG除去率は、変更前81.8%・37. 8%、変更後76.4%・31.0%であった。
【考察・結語】 FIX-210Secoの方がβ2-MGおよびα1-MGの除去率が低い傾向であったが、かゆみが改善したのはPVPの影響がなくなったためではないかと考えられた。

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