演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

ヘモダイアフィルタFIX-Secoの性能評価

演題番号 : P-3-415

山岡 真治:1、大瀬 千絵:1、山崎 幸一:1、熊谷 純子:2、高橋 直子:2

1:(医)あかね会大町土谷クリニック透析室、2:(医)あかね会大町土谷クリニック内科

 

【目的】ヘモダイアフィルタFIX-Seco(FIX)の溶質除去能について検討を行った。
【対象・方法】MFX-21Seco(MFX)を使用して前希釈オンラインHDFを施行中の患者5名に対してFIX-210Secoに変更し、溶質の除去量、除去率、クリアランス、Alb漏出量、TMPの推移を比較検討した。治療条件は、いずれもQB250ml/min、QD600ml/min、置換液量60L/session、治療時間4時間とした。
【結果】β2MGの除去率とクリアランス、およびα1MGの除去量は、MFXで有意に高値であった。Alb漏出量は、いずれも開始後1時間が最も多かったが、FIXが有意に低値であった。2時間以降のAlb漏出量はFIXが有意に高値を示したが、Alb漏出量の継時的な変化はMFXよりも少ない傾向であった。総Alb漏出量は、FIXが低い傾向を示した。TMPの推移に有意差は認めなかった。
【考察・結語】溶質除去能はMFXが優れている傾向であったが、FIXは治療開始後初期のAlb漏出量およびAlb漏出量の経時的な変化が少なく、膜の劣化を抑制できる可能性が示唆された。

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