演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

セルローストリアセテート膜FIX-210Secoの on-line HDFによる臨床性能評価

演題番号 : P-3-413

二神 徳明:1、野口 幸:1、大西 順也:1、米澤 麻理:2、渡邉 美智子:2、青木 昭美:2、岡村 修:2、赤澤 愛:2、吉岡 伸夫:2、髙比 康臣:2

1:(医)康仁会西の京病院、2:(医)康仁会西大寺クリニック

 

【目的】FIXシリーズはセルローストリアセテートを素材としたヘモダイアフィルターである。今回、同社の高分子膜と比較検討した。
【対象・方法】維持透析患者12名を対象、FIX-210SecoとMFX-21Seco のクロスオーバーにより評価した。全例on-line HDFとし、比較項目はUN、Cr、P、β2-MG、α1-MGの除去量、除去率、クリアスペース、Alb漏出量と、TMPの経時的変化を検討した。
【結果】β2-MGの除去率でMFX 80.7±3.6%、FIX 78.8±3.1%(p<0.01)であった。α1-MGのクリアスペースでMFX 1.25±0.19L、 FIX 1.38±0.28L(p<0.05)であった。ALBの漏出量はMFX 3.3±0.7g /session、FIX 4.1±1.8g/session(p<0.05)であった。TMP変化率は、全ての時間においてFIXが有意に低値となった(p<0.01)。
【結語】FIXはTMPの経時的変化率がMFXより優れていることから、膜孔開存率が高く、α1-MG領域の大分子量物質の除去に膜の特性を持つヘモダイアフィルターの可能性がある。

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