演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

MFX-21UecoおよびFIX-21Secoの性能評価

演題番号 : P-3-412

本間 竜海:1、鈴木 康浩:1、梨本 明日香:1、河合 紗也子:1、髙橋 康洋:1、藤川 浩一:1

1:舞平クリニック

 

【目的】
ニプロ社製血液透析濾過器MFX-21Ueco(以下MFX-U),およびFIX-21Seco(以下FIX-S)の溶質除去特性を比較検討する.
【対象及び方法】
慢性維持透析患者6名を対象に,MFX-UとFIX-Sをクロスオーバーで使用した。
評価項目はUN,Cr,iP,β₂-MG,α₁‐MGのクリアランス,除去率,除去量,クリアスペース(以下CS),CS率,Alb漏出量とTMPの経時変化とした.
【結果】
β₂-MGのクリアランス,除去率,CS,CS率と,α₁‐MGの除去率,除去量,CS,CS率,Alb漏出量において,MFX-Uが有意に高値を示した.
FIX-SはUNの除去量において有意に高値を示した.
TMPは60分後よりMFX-UがFIX-Sに比して有意に高値となった.
【考察】
MFX-UはFIX-Sに比して,膜の細孔径が大きいため低分子量蛋白の除去性能や,Alb漏出量に差異が生じたと考えられる.
FIX-SにおけるUN除去量の増加や,TMPの軽微な上昇は,膜表面の平滑化や膜厚による影響を示唆した.
【結語】
除去性能を考慮し、症例に応じ選択的に使用すべきである。

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